新人大会リーグ戦2戦目。
今年からリーグ戦となった新人大会。前節を黒星とした合同Dにとってはとてもありがたい形である。昨年までであれば先週負けた段階で新人戦は終了となっていた。こうして同じメンバーでいくつもの試合を経験できることは大変貴重であり本当にありがたい。試合経験だけでなく、勝利も飾りたいところだ。
前半立ち上がりは押し込まれる形となった。
合同Dは反則が多く、自陣で我慢を強いられた。しかしながらこの日はDFがよく前に出ており、身体を張って開成のアタックを食い止めていた。
前半12分。敵陣で得たペナルティーから、チームはショットを選択。キッカーSO浦野は風の影響も考え低い弾道でボールを蹴る。見事にこれが決まり合同Dは先制に成功する。
しかしこの後の開成キックオフでピンチを迎える。逆光のためボールが太陽の中に入り見失ってしまう。このボールの処理をもたつき相手ボールとなる。
14分。自陣ゴール前での開成ボールスクラムという大ピンチ。いくつかフェーズを重ねられると空いた右サイドへ。トライを奪われる。3-5。
24分。このままビハインドで折り返すかと思われた前半終了間際、開成のミスがあり敵陣ゴール前での合同Dボールスクラムという大チャンス。ここからアタックをすると開成はたまらず反則を犯す。間髪入れず突っ込みインゴールまで持ち込んだ。10-5。
前半を良い形で終えた合同D。さらにチームを活気づけたのはHO佐々木の復帰である。後半開始とともに投入されることになった。全国大会都予選後に足首の手術を行い、この日が復帰戦となった。1年生にしてチームの中心となっている彼の復帰によって、俄然盛り上がる法政そして合同D。
後半も立ち上がりは押し込まれる展開となるが、浦野の的確なエリアマネジメントもあり敵陣へとボールを進める。
佐々木も久しぶりの試合とは思えないほど躍動し、持ち前のボールを持った際の力強さを見せ毎回のようにゲインを重ねる。
前節と比べてこの日最も良くなったのは、やはりDFであった。DFの穴が小さくなり、仮に抜かれたとしても全員で頑張って身体を当てて止め続けていた。
後半15分。膠着状態が続いていたが、ついに待望の追加点を奪うことに成功する。佐々木などのFWのゲインから右サイドに展開すると、開成DFが手薄になったところをFB小林が大きなスワーブで突破。右サイドを走りきり大きな追加点となるトライを奪った。15-5。
その後も浦野のキックや佐々木のゲインで試合を優位に進め、最後まで開成に付け入る隙を与えなかった。
ノーサイド。
まずは公式戦初勝利おめでとう。そして前節からのDF修正点を大きく改善したことを嬉しく思う。これで予選リーグは1勝1敗となった。可能性としては大きくないが、まだ決勝トーナメントへ進出する可能性は残っている。奇跡を信じ、来週の最終節・府中西との一戦に臨んでもらいたい。
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