1/9に行われた練習試合の結果をお知らせいたします。
vs 明治学院東村山 5-26 ●
vs 豊島学院 12-12 △
※ともに25分×1本
1/9に行われた練習試合の結果をお知らせいたします。
vs 明治学院東村山 5-26 ●
vs 豊島学院 12-12 △
※ともに25分×1本
新人大会トーナメント1回戦。
いよいよ第74代の最初の大会が始まった。一年生選手が8人入部してきた我が部だが、例年同様1年生は3年生の出場する大会にはエントリーしてこなかった。今大会が1年生にとっては待ちに待った初公式戦となる。初めての公式戦、初めてのジャージ渡し、初めて袖を通すファーストジャージ、とても緊張感のある、それでいてワクワクするような日だった。
今大会も合同チームとしての出場となる。今回我々は合同Eという名前での参加となり、農大一高と三鷹中等とのコンバインドチームと決まった。これまでも苦楽をともにしてきた繋がりの深いチームと一緒だ。対戦相手は合同G(獨協・駒場東邦・開成)である。どちらも一年生の多いチームだ。どれだけチームとして結束しているのかが問われる試合となった。
マイボールでキックオフ。
1分。いきなり合同EのDFが火を噴く。相手のキャリアに対して強烈なダブルタックル。ボールをターンオーバーすると一気に攻撃へ。トライまでには至らないものの素晴らしい立ち上がりを見せ、合同Gを自陣に釘付けにする。
この日は快晴だったものの朝の気温が非常に低く、朝露が溶け出したグランドは田んぼ状態となっていた。初めて経験する泥の中での試合。
そんな中でも、SO太宰やLO岡本が素晴らしいタックルを見せボールを奪うと、敵陣深くでフェーズを重ねる。
6分。合同G陣でのペナルティーを得るとFWでGo!ゴール前まで迫るもインゴールには入れさせてもらえなかった。
後から振り返ればこの序盤の猛攻が実っていれば、その後の試合の流れも変わっていったかもしれない。
その後は合同Gも落ち着きを見せ、グランド中央付近で一進一退の展開を見せる。
16分。しかし徐々にゲインされ始めると、最後はFWの連続ピックでトライを奪われてしまう。0-7。
20分。攻め続けていたにもかかわらず先制トライを奪われた合同E。落胆してしまったのか勢いが無くなる。DFも前に出なくなってきて合同Gのアタックが勢いづいてくる。ここも近場でゲインを重ねられトライされる。0-12。
24分。前に出られないためタックルが決まらなくなった。大きくスペースを与えてしまい、ぽっかり空いた右サイドにトライされた。0-17。
ハーフタイム。
下を向く選手が多い。キャプテンのWTB石坂を中心に数少ない上級生がチームを鼓舞すべく声をかけるが、試合前と比べると全体的にしょげてしまっているように見えた。
後半も展開は変わらなかった。
4分。押し込まれ気味にスタートすると、自陣から攻めた合同Eに対し、合同Gがボールを奪いインゴールに飛び込む。0-24。
いきなり出鼻をくじかれ、またしても苦しい展開となる。
それでもHO野嶋、No.8井上といった若い力が積極的なアタックを見せボールを前に運ぶが、チームとしての攻撃としては大きな脅威にはならず、なかなか実らない。
14分。太宰が左サイドをアタックし突破。パスダミーから一気に敵陣深くまで攻め込んだ。相手DFがすべて太宰に引きつけられたところで絶妙のタイミングでWTBへパス。通ればトライ、というシーンだったが、残念ながらこのパスは繋がらずタッチを割ってしまう。この日最大のチャンスも得点には至らなかった。
24分。その後は何とかしのいでいたものの、最後にミスから拾われ、とどめのトライを奪われた。0-29。
そしてノーサイド。
完敗である。
技術やフィジカルという面ではそれ程大きく劣っていたとは思わない。しかしそれでも完敗であった。決定的に負けてしまったこと、それは最後まで勝利を目指し戦うという姿勢であったと思う。前半の15分頃までは互角であった。いやむしろ押し込んで試合を進めていた。このとき合同Gは苦しかっただろう。しかしここで彼らは下を向かなかった。苦しい時間帯でもよく声を掛け合いフォローしていたように見えた。
しかし我々はどうだっただろうか。1本2本とトライを奪われていくうちに、多くの選手が下を向き始めた。声が出なくなりDFも上がらなくなった。トライを奪われた後のキックオフでも、歩いてセットしている選手が少なくなかった。
一年生が多いチームだからこうなった、という面はあるだろう。でも一年生だから落ち込みやすい、諦めやすい、ということはないはずだ。確かに一般的に下級生が多いチームほどこういったことが起こりやすい。それは自分たちで立て直す術を知らないから。この日先発した2年生はわずかに3人。それ以外の12人はすべて一年生である。そしてその大半が高校に入って初めて楕円球に触れた選手たちだ。苦しい時間帯にどうやって乗り越えていくか、という経験は少なかっただろう。3人の2年生のリーダーシップにも課題が残る。
だが厳しい言い方をすれば、苦しいときに前を向くとか、最後まで諦めない、ということは人から教えてもらうことではないと思う。それぞれが「勝ちたい」「負けたくない」という思いを前面に出さなくてはならない。誰だって勝っているときは声が出せる。トライをとった後は走って戻ってこられる。味方選手を鼓舞することができる。だが、苦しいときにこそ、その人間の真価は問われるものだ。覚えておいて欲しい、自分が苦しいときには、仲間も苦しいのだ。強大な敵が目の前に迫ってきたとき、自分が怖いのと同じで仲間だって怖いのだ。同じ苦しみや恐怖を抱えているなら、仲間にそれを押しつけるのではなく仲間のために自分が身体を張る、それがラグビーの神髄である。それができるようになったら、仮にスコアでは負けてたとしても、今日のような気持ちでノーサイドを迎えないだろう。
これから伸びしろいっぱいの74代、成長を楽しみに見守りたいと思う。
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先日行われた練習試合の結果をお知らせいたします。
vs 青山学院 1-0 〇
vs 桐朋 0-4 ●
vs 青山学院 0-6 ●
vs 桐朋 0-4 ●
※すべて15分×1本 数字はトライ数
海翔カップの結果をお知らせいたします。
第3回海翔カップ(3年生引退試合)
vs 東海大高輪台 42-5 ◯
※20分 × 2本
新チーム
vs 東海大高輪台 5-12 ●
※ 15分 × 2本
全国大会都予選トーナメント2回戦。
いよいよ3年生最後の大会、花園予選の初戦を迎えた。昭和第一・三鷹と一緒に組む合同Dだが、コロナ禍でなかなか一緒に活動することが出来ず、全員で合わせることが出来たのは数えるほどだった。更に、法政が誇るエースFL染谷が古傷の膝を痛めこの試合に参加できなくなった。だが苦しい状況はどのチームも一緒だ。この夏に本当に満足のいく準備の出来たチームなどないのではないだろうか。相手の学習院も15人ちょうどで試合に臨んでいた。こうして大会に臨めることを感謝し、いるメンバーで思い切り戦うことしか出来ない。そう言葉を交わしてキックオフの笛を聞いた。
学習院ボールでキックオフ。
開始早々、SO小沢のキックをキャッチした学習院がカウンターアタックでビッグゲイン。いきなりのピンチを迎えるも、DFが踏ん張りターンオーバーする。
5分。またもピンチを迎えるも小沢のビッグタックルでチームを救う。小沢は昭和第一のキャプテン。この日に賭ける想いは誰よりも伝わってきた。
6分。その小沢からが逆サイドに空いたスペースに大きなキック。WTB加藤がこのボール追いつき大チャンス。
8分。今度はLOマチャス、FL岡本がゲインを重ね、学習院陣深くへと侵入する。
しかしこうしたチャンスは生まれるものの、ミスが多く決定機を迎えられない。
18分。膠着状態からピンチを迎えるも、FB石坂が1vs1を止めてみせる。
19分。しかしそこから学習院の連続ピック。ついにトライを奪われ試合が動いた。0-5。
23分。今度は合同Dの反撃。キックオフを一番深いところに蹴ると、このボールを学習院がノックオン。この試合一番深いところでのマイボールスクラムとなったが、やはりミスでトライを奪えない。
ロスタイム。しかしこのまま前半が終わるかと思った瞬間、ついに反撃に成功する。連続アタックでゲインを重ねると、絶妙のタイミングで小沢→CTB髙田へとボールが渡り学習院のDFラインを突破。そしてゴール中央に飛び込んだ。7-5。
そしてそのまま前半が終了する。
素晴らしい形で前半をしめくくった合同D。後半に向けて高揚しており雰囲気も良い。しかし前半はペナルティーの多さやミスの多さが目立った。そのためか体力的な消耗も大きく、それが後半の懸念点であった。
後半のキックオフ。
立ち上がりから学習院の猛攻を受けるが、石坂のナイスタックルを始めそれぞれが身体を張ったDFを見せる。
6分。学習院の反撃。ラインアウトから左サイドに展開すると大きなスペースに繋がれインゴールまで運ばれてしまう。7-10。
9分。このあたりから合同Dに疲れが見え始める。DFラインで人数が余られる場面が目立ち始め、そこを抜かれてトライ。7-17。
12分。しかしまだまだ諦めない合同D。再び学習院陣へ攻め込むと、ペナルティーのチャンスに岡本が迷わずGO!左サイドで加藤にボールがつながりゴールまであと1メートルまで迫るも、惜しくもタッチラインの外へと押し出されてしまう。
14分。しかしそれでも下を向かない合同D。敵陣5mでのマイボールスクラムのチャンスを得ると、左サイドを攻め、髙田が再びインゴールに飛び込んだ。12-17。
その後は一進一退の展開だったが、合同Dの疲労は顕著になってきており、足も止まり始めた。学習院のキーマンである13番にスペースを与えてしまうシーンが増え始め、ゲインを重ねられる。
20分。ここでもその学習院13番に走られ、人数的に不利になっていた右サイドを狙われる。加藤、石坂、キャプテンSH奈良が必死に戻りタックルするも、勢いの付いた突破を止めるには至らず、インゴールまで走られてしまった。12-22。
22分。DFラインに穴が目立ってきた。今度は左に展開されると合同DのDFはついていけず、トライ。12-29。
決定的なトライを奪われてしまった。
ロスタイム。だがそれでも合同Dは諦めなかった。小沢が深い位置から再三ボールをもらってぶち当たる。奈良が大きな声を出し続けてチームを鼓舞する。マネージャーたちも泣きながら声を枯らして応援をする。最後まで一丸となって戦っていた。
しかしトライは奪えなかった。
ノーサイド。
終わってしまった。あまりにも早い大会敗退となってしまい、正直何も考えられなかった。たらればはいくつもあるし悔いがないと言えば嘘になる。しかし試合後の選手たちの表情を見ていると、私の気持ちもだんだんと変わってきた。最後の試合となってしまった3年生は大粒の涙をこぼしている者も少なくなかったが、たくさん泣いた後は笑顔で互いの健闘をたたえていた。仲間たちとこの試合が出来て良かったと口々に言っていた。コロナのために試合すら出来なかったチームもある。本校の中にも戦わずして引退した部活もあった。そんな中でこうして全員揃って最後の大会に臨めたことを素直に喜んでいた。
思えば今年の3年生は、1年生の頃よりコロナのために様々なものを奪われ続けてきた。大会は中止となりKOBELCOカップもなくなり、学校行事もなくなり修学旅行にも行かれなかった。そんな中で最後までこうしてラグビーの試合が出来て、仲間もたくさんできて、後悔よりも満足感の残る高校ラグビーだったのかなと思いたい。
3年生、本当にお疲れ様。大変なことの方が多い3年間だったと思うけど、いつ諦めても誰も責めないような環境の中でもこうして最後まで努力し続けた姿、本当に素晴らしかった。その背中は後輩たちがしっかりと目に焼き付け、これからまた「伝統」という形で受け継いで行ってくれると思います。
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8/26に行われた明学CAMP内での練習試合の結果をお知らせいたします。
vs 目黒学院一年生 0-28 ●
(1年生ゲーム)
vs 目黒学院B 0-21 ●
vs 目黒学院C 5-7 ●
※すべて15分×1本
8/25に行われた明学CAMP内での練習試合の結果をお知らせいたします。
vs 東京朝鮮 24-7 ○
vs 府中西 5-21 ●
vs 明治学院東村山 7-5 ○
※すべて15分×1本
先週行われたSEL(Super Enjoy League)の結果をお知らせいたします。
8/3
vs 帝京 19-7 〇
vs 府中西 0-24 ●
8/4
vs 東 0-45 ●
vs 東 5-21 ●
8/5
vs 帝京 5-21 ●
vs 板橋有徳 0-26 ●
SELを開催してくださった本村先生、会場を提供してくださった各校の皆さん、試合をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
春季大会合同チームリーグ東京都決勝戦。
4月から行われていた春季大会は、コロナの感染拡大の影響を受け例年とは違ったフォーマットで開催された。単独チームは関東大会予選を兼ねたトーナメントを戦い、合同チームは合同チーム同士でのリーグ戦という形になった。法政の所属する合同Cは無事に全勝でリーグ戦を勝ち抜いたが、春季大会としてはそこで終了となった。
だが、せっかくこうして集まった仲間だ。たった2試合では少なすぎる。KOBELCOカップの中止となり合宿も無くなってしまった。それでも下を向かず日々を一生懸命に過ごしている高校生たちのために、何か思い出に残るものを作ってあげたい、そういう思いから、春季大会で勝ち残った3つのチームによる決勝リーグを企画した。もちろん高体連主催ではない。あくまで自主的に行った交流戦という扱いだ。しかし東京都の決勝戦であるのは事実である。残念ながら合同H(駒込・日大二・大泉・東工大付属)はコロナの関係で試合が不可となったが、合同B(田無工業・武蔵・町田工業)との頂上決戦を迎えることとなった。
ヤーボキックオフで開始。
キャッチしたFL染谷がいきなりのビッグゲイン。敵陣に入るとフォローに来たLO亀井にパス。更にゲインをすると敵陣ゴール前まで迫る。
1分。ラインアウトから染谷がまたも突破。このチャンスにSHキャプテン奈良が空いたサイドを突きインゴールに飛び込む。5-0。
4分。幸先の良いスタートを切った合同Cだったが、合同Dもすぐさま反撃。連続ペナルティーで劣勢になると、相手10番の素晴らしいランを止めることができずトライを奪われる。5-5。
その後は一進一退の展開が続く。
15分。染谷がジャッカルでターンオーバーしたボールを左へ展開。数分間にわたる連続攻撃の末、ついに勝ち越しトライを奪った。10-5。
その後はどちらも譲らず前半終了。
春季大会同様、この試合もベンチ入りしたメンバー全員で戦う。交代が自由に許されていたこともあり、前後半ともに全員が出場した。
後半は一進一退。スクラムをはじめとする接点での強さを発揮する合同Bに対し、速さとフィットネスで厚みを持たせたい合同C。
どちらも力を尽くして走り、どちらも全力でタックルし続けた。そうして時間が過ぎていく。
後半18分。ついに試合を決定づけるトライが生まれた。左サイドを突破し、何度も阻まれたインゴールまでボールを運ぶことができた。15-5。
その後合同Bも意地を見せ合同C陣へ攻め込んでくるが、これをしのぎノーサイドの笛の音を聞いた。
東京都優勝、である。
手作りの大会でどこの記録にも残らないだろうが、我々が東京都の合同チームの中でNo.1になった。その事実は変わらない。
だが優勝したことより、こうしてコロナ禍でたくさんの制限がある中、素晴らしい仲間たちと素晴らしい試合ができたことが何より嬉しかった。ネガティブな要素はいくらでも見つけられるこの時代に、こうして熱い試合をすることができたこと、多くの人たちに感謝しなくてはならない。
これで合同Cとしては解散となる。秋に向けて新しい合同編成が発表されており、明日からは別々の道を歩むことになる。だがこうして共に戦えた仲間と、これからまたラグビーを続けている限り色々な場面で再会するだろう。そしてその際には「友」として再会することができるはずだ。それが合同チームを組む最大のメリットでもあるのだから。
だからこれからもラグビーを続けよう。
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春季大会合同リーグ第2節。
前節を劇的な逆転で勝利した合同C。ゴールデンウィークも挟み改善点を修正して、と思っていたが、コロナウィルス感染拡大を受け各校でも様々な対応がとられる中、前回の試合4/25から結局一度も合同Cの全員で集まることが出来ずにこの日を迎えた。戦術的な熟成は出来なかった。あとは個人個人のスキルアップを信じるしかない。もっともこの状況は対戦相手である合同Fをはじめすべての学校に対して言えることだ。満足な準備が出来た学校は少ないだろう。そんな中でも試合が出来ることに感謝し、持っている全ての力を出すことだけを誓った。
小雨の降る中、合同Fボールでのキックオフ。
前回大活躍したFL染谷の突破を皮切りに、SO小沢やFL山田がボールを持って良いゲインを見せる。前節では開始2分で2トライを献上してしまったが、今回は緊張感でガチガチになることもなく、立ち上がりから良いテンポで試合を進める。
4分。相手陣深くまで攻め込んだ合同C。ヤーボスクラムからのキックをキャッチしたFB宮川がスペースのある左サイドを突破。一人二人とかわすとスピードに乗り、なんと40mを走りきって先制トライ。今回は先制点を挙げることが出来た。7-0。
8分。しかし合同Fも負けてはいない。合同C陣に攻め込むと一気にインゴールまで突き進みトライを奪い返してきた。7-7。
9分。だが、ここですぐに反撃できたことが大きかった。余った左サイドへ展開するとパスが綺麗につながりトライ。結果的にはこのトライが非常に大きかった。12-7。
14分。すぐに突き放すことに成功した合同Cはここで追加点。19-7と12点の差をつける。ただこのプレーで主将SH奈良が負傷。交代を余儀なくされてしまった。
16分。奈良を欠いた合同Cであったが、すでに流れは完全につかんでいた。良い位置でもらった染谷がトライを奪い点数は24-7となる。
20分。だが一方的な展開になるかと思われた時間帯に合同Fもラインアウトからのモールで追撃のトライを奪ってきた。24-12。
ここで前半終了。
前節と同じく、この試合でもベンチ入りしている全ての選手にプレーをさせることを決めていた合同C。一気に5人が交代しフレッシュなメンバーがチームを引っ張る。
後半開始早々、WTB石坂がライン際をビックゲイン。
4分。そのチャンスにゴール前から山田がトライ。
このトライを皮切りに、後半は合同Cによる多くのトライシーンが生まれる。
10分には小沢の突破からまたも山田がトライ。
18分には宮川が再びトライを奪う。
そしてロスタイムには、山田がこの日なんと3つめのトライを奪って見せた。
山田は東海大菅生のキャプテンである。この日の合同Cは菅生のファーストジャージを使用させてもらった。きっと菅生のキャプテンとしていつも以上に試合に対する思い入れが強くなっていたのではないだろうか。まさしく獅子奮迅の活躍であった。
終わってみれば46-12というスコアで勝利することが出来た。
今回の春季大会は、単独チームと合同チームで試合フォーマットが分かれ、試合時間も短くなったことからどこまで真剣に試合に臨めるか懸念する部分もあった。だが、選手たちはみな一生懸命にプレーし、ラグビーが出来ることを心から感謝して噛みしめているように見えた。春季大会はこれで終了となり、合同Cもとりあえず解散となる。だが、ようやくチームらしくなってきたところだ。もう少し一緒にラグビーをしてみたい。せっかくこうして春季大会のリーグで一位になったのだ、この先も少し何かアイデアを出してみようじゃないか。もしかしたら後日何かご報告できるかもしれない。乞うご期待、である。
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