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新人大会トーナメント2回戦。いよいよ金森達哉率いる第66代のスタートである。昨年は合同チームでスタートした。選手達はやはり法政の伝統のジャージで戦いたいという思いが強く、人数が少ない中でも単独チームにこだわった。かつて在籍していたWTB清水凌を呼び戻し、万全でないFL竹内を加えてなんとか15人で試合に臨んだ。苦しい中ではあるが言い訳は出来ない。相手は強豪・明大中野八王子だ。緊張の中、キックオフの笛が鳴り響いた。

法政ボールでキックオフ。

前半0分。竹内は退場する。膝の怪我がまだ完治しておらず、悔しい思いをしながらベンチへ下がった。法政は14人で戦うこととなる。

1分。いきなり明八の攻撃を受ける。一気に法政ゴール前まで攻め込まれ、あわやトライかというピンチを迎えたが、ここはノーグラウディング。その後もピンチは続くが、法政はFWの強さが明八を上回っており、押し返していく。CTB吉原のナイスタックルなどもあり凌ぎ続ける。

12分。法政は何とか明八のATを食い止めていたがなかなか自陣から脱出できない。ここで痛恨のフリーキックを与えてしまい、明八No.8にハリーで突っ込まれ先制トライを奪われてしまう。0−5。

17分。今度は法政の反撃。ジリジリ前へ出ると一気にインゴールまで。ここも惜しくもノーグラウディングとなるが、その後もフェーズを重ねチャンスを生み出す。完全に左サイドが余ると、SH横尾→HO椎名→WTB今野と綺麗にボールを繋ぎ今度こそトライ!と思われたが、なんとその前にスローフォワードの反則があった。

19分。しかしATし続けた法政に、今度こそトライが生まれる。明八ボールをターンオーバーしNo.8岨野へ。岨野は得意の力強い突破を試み、相手を蹴散らしゴール中央までボールを持ち込んだ。キックも決まり逆転。7−5。

23分。今度は一転明八の時間帯。BK攻撃に切り替えたATで法政DFのギャップを突破。法政は必死で食い止めるも最後は12番にインゴールまで持ち込まれてしまった。7−10。


ここで前半終了。


後半も互いに譲らないシーソーゲームとなる。

1分。法政のペナルティーから押し込まれ、右へ展開。一度は松元・吉原の両CTBのタックルでこれを防ぐも、10番にDFギャップを突かれトライ7−17。

8分。だが法政もまだまだ諦めない。SO山福がポイントサイドがあいたところを突破。そのまま独走に入る。明八FBとの1対1も得意のステップでかわし、中央へトライ。14−17。

9分。トライの後の明八キックオフをキャッチした岨野がスピードに乗り走り出す。100kgの体を活かしたATは簡単には止められず、一気に50mゲインする。しかしここは味方のフォローが遅く惜しいチャンスをつぶしてしまう。

14分。この頃から法政は反則が目立つようになりレフリーから注意を受ける。そしてその後のプレーでFL谷口がノットロールアウェイを犯し、シンビンを受けてしまう。13人で戦う法政。

16分。人数差が出たのか徐々に押し込まれる法政。ここでもNo.8に突破を許しトライを奪われてしまう。14−24。

18分。だが法政はそれでも前に出る。追加点を奪われ人数も苦しい。人数差を跳ね除けてきたFWの体力も消耗が激しかった。しかしそれでも勝利を目指して走り続ける。明八のハイパン攻撃をFB佐々木がキャッチ。そこで明八のDFが整っておらず、佐々木は自慢の俊足を生かし右サイドを一気に駆け上がる。DFも全てかわしトライ!チームに勇気を与えるトライだった。21−24。

24分。その後も法政は攻め続けた。谷口も再出場し少しずつ少しずつ押し込んでいく。そのとき左サイドでチャンスが生まれ、今野がフリーに。見事にパスが繋がり今野はタッチライン際を走り始めた。明八DFを2人かわし明八陣22mまでのビッグゲインを見せたがここでDFに捕まった。そこから再び攻撃を繰り出そうとするも、明八も必死のDFでそれ以上のゲインを許さない。そして数度のATの後にボールは明八側へ出てしまい、このボールを真横に蹴りだされた。

ノーサイド。



負けてしまった。
最初の試合を何とか勝利で飾りたかったのだが、力及ばずだった。14人で戦ったから負けたわけではない。人数を揃えられなかったのもチーム力だ。実力で負けたのだ。

しかしそれでも良いプレーがたくさんあったと思う。今回のテーマはフィジカルバトル。まだ難しいプレーは出来ないので、とにかく一人一人が力強く相手に当たり力強くタックルすることだけにこだわってやってきた。その成果は確実に現れていた。力強さでは明八を凌駕していたように思う。

次の目標は春季大会。ここでの目標は関東大会の出場権を勝ち取ることだ。東京から6チームだけに与えられた晴れ舞台に、なんとしても行きたい。今日の試合で見せたプレーには、その目標を達成する可能性は大いにあると感じた。前を向いて日々努力し、目標を勝ち取りたいと思っている。


次こそ勝つぞ!




法政

1
金森 達哉
2
2
椎名 克
1
3
伴 裕太
2
4
堤 正樹
2
5
大屋 賢祐
1
6
谷口 優人
1
7
竹内 仁之輔
1
8
岨野 力也
2
H
9
横尾 俊也
1
10
山福 武
1
T
B
11
今野 太晴
1
12
松元 宏樹
2
13
吉原 良祐
2
14
清水 凌
2
FB
15
佐々木 陽平
1



16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
法政
明八
1
2
1
0
PG
DG
7
前半
10
2
2
2
2
PG
DG
14
後半
14
21
合計
24

交代
負傷
前半0分
7 ⇒ なし