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新人大会トーナメント1回戦。ついに始まった第65代の戦い。だが今年は状況が違った。部員数の減少により、ついに合同チームを組むことになった。もちろん喜ばしいことではない。しかし日ごろの練習の成果を発揮するため、そして単独チームとして再び大会に臨むためにも、選手達は気持ちを入れて戦うことを決意した。合同の仲間は日本学園と東京電機大学。共に練習できた時間は短かったがいかに1つのチームになれたかが鍵だった。

雨の降りしきる中、キックオフ。

1分。いきなり試合が動く。桐朋の蹴ったハイパントをそのままゲットされポイントを作られる。そこから左へ左へと繋がれ先制トライを奪われた。0−5。早くも組織としての不完全さを露呈してしまった。

6分。合同Bは個々のタックルはよくがんばっていたがDFのギャップが目立つ。そこを桐朋FBに突かれビッグゲインを許す。最後は右に余られトライ。0−12。

9分。SH本橋がポイントサイドを突破し大きくゲインする。しかしその後の攻撃が繋がらない。

13分。ジリジリと押され始め、自陣ゴール前右にできたポイントから桐朋FWに押し込まれてしまう。0−17。

20分。またも桐朋FBに独走される。0−24。

23分。しかし合同Bも諦めない。気持ちを切らさず前進したことにより、だんだんと前がかりになっていく。パスも繋がり始め、この日怪我をした副将・五反田の代わりにNo.8に入った岨野がペナルティーから突進しインゴールに飛び込んだ。キッカーを務めたCTB吉原も、初めての公式戦のコンバージョンを見事に成功させる。7−24。

その後は組織になり始めた合同Bは桐朋陣で試合を展開していく。何度か惜しい場面もあったがスコアは動かず前半終了。


後半開始。


2分。主将・FB池永がナイスタックルを連発しチームのピンチを救うも、そのボールをミスキックしてしまう。正面にいた桐朋FBに渡ってしまい中央にトライを許した。−31。

5分。それでも諦めない合同B。特にPR山崎の気合はすさまじく、誰よりも走り誰よりも声を出していた。山崎に引っ張られ息を吹き返したチームは再び前進し始め、桐朋はたまらずペナルティーを連発する。そのボールをやはり山崎がハリーで突っ込みタックルを受けながらもトライを奪った。12−31。

13。だが疲れと共に再びDFにギャップが生まれてくる。そこを疲れてゲインを許す場面が目立ち始め、ここでもDFラインを破られトライを奪われてしまった。12−38。

15分。桐朋SOの独走をWTB成宮の素晴らしいタックルで一度は止めるも、その後のラックからポストを抜かれてトライ。12−45。

18分。SO石田の見事な走りで大きくゲインをする。ゴール前まで迫るも取りきれない。

23分。キックのカウンターをまたしても桐朋FBに走られ右隅にトライを奪われる。12−50。

24分。合同のタックルが甘くなったところをきれいに繋がれトライ。12−57。


そして試合終了のホイッスル。



やはり合同チームは難しかった。だがそれは言い訳でしかない。むしろ今回学ばせてもらったものも大きかった。チームを作るとはどういうことか、全員の意識を統一することの大切さなど、改めて考えさせられる事があった。

この合同チームはこれで解散しない。来月おこなわれる多摩地区交流大会にもこのチームで出場する。また、1月におこなわれる新人大会チャレンジマッチにもこのチームで出場したい。もちろん春季大会には法政として単独で出るつもりだ。そのために怪我人は必死のリハビリを重ね、法政中学の3年生も既に高校の練習に参加させている。
だが、合同チームになったことを悲観するのではなく、せっかく出会ったこのチームのメンバーで試合に勝ち、共に素晴らしい思い出を分かち合いたいと思う。そのためには、心を1つにし、友情を育み、共に笑い共に泣き、真のチームとならなくてはならない。まだまだやることは多い。

がんばろう。

今こそ立ち上がれ法政、そして合同B!



合同B

1
金子 尚貴 (日学)
2
2
渡邉 雄太
2
3
山崎 悠生
2
4
堤 正樹
1
5
金森 達哉
1
6
関 翔太 (電大)
1
7
池田 秀樹 (電大)
1
8
岨野 力也
1
H
9
本橋 篤 (電大)
1
10
石田 翼 (電大)
1
T
B
11
松元 宏樹
1
12
櫻井 将弥
2
13
吉原 良祐
1
14
成宮 秀彬 (電大)
1
FB
15
池永 慶祐
2



16
向山 春樹 (電大)
1
17
伊藤 航平 (日学)
1
18
吉崎 航 (電大)
1
19
白井 薫
2
20
21
22
23
24
25
合同B
桐朋
1
4
1
2
PG
DG
7
前半
24
1
5
4
PG
DG
5
後半
33
12
合計
57

交代