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法政大学ラグビー祭。年に一度の兄弟校による定期戦である。昨年は素晴らしい戦いを見せ、勝利をつかむことができた。OBの方々にも喜んでいただいた。今年もたくさんの方の胸を打つような、そんな試合にしたいと思いゲームに臨んだ。怪我人の回復が思わしくなく厳しいチーム状況ではあったが、言い訳はできない。ある意味一年間で一番負けられない、負けたくない相手なのだ。満開の桜の下、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。

序盤は法政高ペース。いい形で前に出て行く。しかし二高のディフェンスは素晴らしく、なかなかゲインを切らせてもらえない。

7分。ディフェンスで踏ん張った二高はだんだんと前に出てくる。そして二高のカウンター攻撃。機動力のあるBKに最後まで走りきられてしまった。0−7。

15分。しかし法政高も食い下がる。再び二高陣に攻め込むと、二高DFの一瞬の隙を突きキャプテンCTB世古が突破。二高のDFを切り裂きインゴールへ飛び込んだ。5−7。

22分。しかし法政高にここで大きなアクシデント。チームの大黒柱である世古が負傷退場してしまった。

ここからチームは勢いを失い、前半終了までに2トライを追加されてしまう。


後半も世古を失った法政高は勢いに乗れない。

3分、10分、24分、29分、と二高に4つのトライを重ねられる。
法政高も8分にWTB倉本、18分にWTB秋谷がそれぞれ素晴らしい独走トライを奪うが、15分にはFWの核であるPR佐藤がやはり負傷退場。14人での戦いを余儀なくされてしまった。


そしてノーサイド。



試合に負けてしまったことはもちろん悔しい。だが、世古や佐藤が退場してからのチームの士気の低下が著しかったことがもっと悔しかった。やはりリーダーに依存している選手が非常に多いのが明確になってしまった。それがなにより残念であった。

ラグビーは15人でやるスポーツである。どんなにスキルの高い選手が一人いても、どんなにメンタルの強い選手が一人いても、結局それだけでは勝てないのだ。15人全員が強い気持ちと高いスキルを身につけてこそ、相手に勝利することができるのだ。今日の敗戦からそれを学んでほしい。それこそがこのチームが打ち破っていくべき大きな壁である。


がんばれ法政!!



法政

1
藤代 達也
3
2
宮本 廣樹
2
3
佐藤 匠
3
4
松井 貴大
2
5
井上 真一
2
6
小津 久典
2
7
高野 祐一
2
8
高柳 勇斗
2
H
9
北 智典
3
10
杉山 了伍
2
T
B
11
倉本 拓周
2
12
世古 陽泉
3
13
星谷 孝太郎
2
14
秋谷 悠太
3
FB
15
吉野 裕貴
2



16
青木 智史
2
17
18
19
20
21
22
23
24
25
法政
法政二
1
3
3
PG
DG
5
前半
21
2
4
2
3
PG
DG
14
後半
26
19
合計
47

交代
入替
前半22分
12 ⇒ 16
入替
後半15分
2 ⇒ なし