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新人大会トーナメント4回戦。先週大東大一高に良い勝ち方をした法政であったが、その試合でLO高柳が負傷。加えて14日から修学旅行とスキー教室で全部員が宿泊行事に参加し、帰郷したのは前日16日の夜遅くになってしまった。今週は一度しか練習ができなかったことが大きな不安要素になったが、数日練習しなかったくらいで忘れてしまうような薄っぺらいラグビーをしてきてはいないはずだ。言い訳はできない。結果で見せるしかない。

六郷ボールでキックオフ。

このキックオフのボールを法政はいきなりノックオンのミス。やはり体が重いのか、やはり不安が大きいのか、そんな嫌な雰囲気が漂ったが、それを振り払ってくれたのはやはり毎日練習し続けてきたことだった。

FWがブレイクダウンで圧倒し、ラックを制圧。ボールを奪い取ってペースをつかんだ。毎日毎日激しく痛いブレイクダウンの練習を休まずやってきた。やはり積み重ねてきたことは裏切らないのだ。

4分。先ほどのブレイクダウンで奪ったボールをSO杉山が持ち出しビックゲイン。一度は敵にボールを奪われるも、FWが再びがんばりを見せモールをターンオーバー。杉山が大きく右に振ったところにWTB秋谷が。秋谷は見事なスワーブを切りスピードに乗ったままインゴールまでボールを運んだ。

その後も法政は怒涛の立ち上がりを見せ、
7分にはNo.8高橋。
9分にはWTB高野。
11分にはFL平野。
と11分までに4トライをあげる。これで試合は決まったかに思えた。

だがその後は六郷も盛り返してきて、一進一退の攻防が続いた。どちらもチャンスをいくつか迎えるも決めきれずに時間が過ぎていった。結局前半はこのまま終了した。


後半に入ると再び法政は素晴らしい立ち上がりを見せ六郷に襲い掛かる。


4分。高野がパスを受けると正面の敵を一人かわしゴールまで独走トライ。

これを皮切りに後半も怒涛の攻撃を見せ、6分にはFL小津、10分には高橋が連続トライを挙げリードを広げた。。

しかし前半同様に六郷の心を折ることができずに反撃を食らう。

12分。法政の攻撃が続く中、サインプレーの連携ミスを六郷が見逃さず、13番がルーズボールをピック。これを法政のDFが対応しきれずハーフウェーラインから独走を許す。法政DFは最後まで追いかけるも届かず、インゴールに飛び込まれてしまう。六郷の意地を見せられてしまった。

しかし法政はすぐさま修正を見せ、すぐに六郷陣に攻め入った。自分たちですぐさま立て直すことができたのは一つの成長であると評価できるだろう。

18分には高野がこの日3つ目のトライ。
19分には高橋が力強く突破しトライを奪う。
22分にはPR佐藤がとどめのトライを奪い、決着をつけた。

そしてノーサイド。



1トライ奪われてはしまったが、最後まで油断することなくしっかりと攻めることができた。大東に勝った余韻で気を抜いてしまう選手がいるかと懸念されたこともあったが、きちんとチャレンジャーの気持ちを忘れずにボールに執着できたことは賞賛に値するであろう。


来週はいよいよ東京高校である。
毎年花園に出場し、今年度は全国のBシードも獲得した、間違いなく強豪中の強豪である。しかし勝てるチャンスは必ずある。勝てる力も秘めている。自分たちを信じて、自分たちがやってきたことを信じて、思いっきり戦ってほしい。勝って春の第1シードを取ろうぜ!


がんばれ法政!!




法政

1
藤代 達也
2
2
宮本 廣樹
1
3
佐藤 匠
2
4
岡本 康太郎
1
5
井上 真一
1
6
平野 睦
1
7
小津 久典
1
8
高橋 湧
2
H
9
北 智典
2
10
杉山 了伍
1
T
B
11
高野 祐一
1
12
世古 陽泉
2
13
星谷 孝太郎
1
14
秋谷 悠太
2
FB
15
吉野 裕貴
2



16
松井 貴大
1
17
青木 智史
1
18
19
20
21
22
23
24
25
法政
六郷
4
2
PG
DG
24
前半
6
1
5
1
PG
DG
40
後半
7
64
合計
7

交代
入替
後半18分
11 ⇒ 17