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新人大会初戦。今年よりチャレンジマッチ制度が無くなり、全チーム参加のトーナメント方式となった新人戦。負ければ終わりの一発勝負である。練習試合も1試合しかできず、自分たちでもどこまでできるのか未知数のまま試合に臨んだ。緊張している選手も多くいたが、相手もそれは同じ条件だ。これまでやってきたことが出せるかどうか、世古率いる62代目の新チームの公式戦初戦のキックオフを注げる笛が、高らかに鳴り響いた。

芝浦工大ボールでキックオフ。

立ち上がりから法政は怒涛の攻めを見せる。

5分。キックオフから芝浦工大陣に攻め入ることに成功し、5m付近でのラインアウトのチャンスを獲得する。ここからモールでFWが押す。前日に法政大学のコーチや選手にモールの組み方を教えていただいていた。その成果が早速現れ、このモールをしっかりと押し込んだ。最初のトライを奪う。5−0。

12分。同じく芝浦工大陣5mからのラインアウトをやはりFWがモールで押し込む。昨年はあまり勝負できなかったモール攻撃を、今年のチームは武器の一つにできるかもしれない。10−0。

19分。新キャプテンに選ばれたCTB世古が体を張ったプレーを見せる。ボールを持つと芝浦のタックルを全部受け止めそのままゲイン。3人引きずりながら突破し、インゴールまで突き進んだ。15−0。

23分。法政は中央スクラムから連続攻撃を展開する。新たにSOにコンバートされた杉山からFB吉野へとつなぎゲインラインを突破。最後はCTB星谷へとボールが渡りトライを奪った。20−0。

ここで前半終了。


後半に入っても法政の時間帯でゲームは進んでいく。


8分。相手のキックミスを奪いポイントを形成。このボールをHO宮本が持ち出し、世古へとつなぐ。世古がすばらしいスピードで突破しトライを奪った。ようやくキックも決まった。27−0。

11分。ゴール前ラインアウトを再びFWのモールで押し込もうとするが、ここは芝浦の厚いディフェンスの前にトライを奪えない。ここで法政はモールをあきらめFWのゴリゴリ攻撃へと移る。これが功を奏し大きくゲイン。最後は杉山が開いたスペースに飛び込みトライ。34−0。

16分。ここまでFWの活躍が目立っていた法政であったが、ここへきてようやくBKも機能し始める。右サイドで攻撃を継続し芝浦DFを釘付けにし、余った左サイドへ大きく展開。最後はまたも杉山が余裕を持ってトライに成功した。41−0。

そしてノーサイド。



初戦突破おめでとう。課題はいろいろと出たが、新チームの最初に試合である。皆が思いっきり戦って勝利を得たことが一番よかったことだ。トーナメントである以上、勝ち残ることができてよかった。勝ったからこそこの試合で得ることのできた課題を次へとつなげられる。


次は大東大一高。毎年東京都の上位にいる言わずと知れた強豪である。今年もきっと強いチームであるだろうが、まだ試合までは1ヵ月半ほどの時間がある。この間にどれだけ努力することができたかで、次の試合の結果も変わってくるだろう。天下の大東とは言え、相手も新チームの初戦だ。きっと緊張や不安を持って試合会場に来るだろう。今日の君たちのように。立ち上がりから圧倒するようなプレーができれば大東のエンジンがかかる前に試合を優位に進められるかもしれない。

毎日の練習を大切にして、一つでも上を目指してがんばってほしい。第62代の戦いは、今日の試合をもって火蓋を切ったのだ!

がんばれ法政!!




法政

1
藤代 達也
2
2
宮本 廣樹
1
3
佐藤 匠
2
4
高柳 勇斗
1
5
井上 真一
1
6
平野 睦
1
7
小津 久典
1
8
高橋 湧
2
H
9
北 智典
2
10
杉山 了伍
1
T
B
11
秋谷 悠太
2
12
世古 陽泉
2
13
星谷 孝太郎
1
14
青木 智史
1
FB
15
吉野 裕貴
2



16
松井 貴大
1
17
岡本 康太郎
1
18
高野 祐一
1
19
20
21
22
23
24
25
法政
芝浦
4
PG
DG
20
前半
0
3
3
PG
DG
21
後半
0
41
合計
0

交代