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春季大会2回戦。相手は三鷹高校。学校同士が近いこともあり、普段からよく一緒にやらせてもらっている相手である。毎年強いチームであり、今年も2ヶ月前に練習試合をおこない、ラストプレーで逆転され、負けた。
当然のことながら楽に勝てる相手ではないが、ウチも同じ相手に二度続けて負けるわけにはいかない。ここで負けたら関東大会への夢も砕け散ってしまう。勝つしかない。

前日までの大雨がうそのように、雲ひとつない青空の下、キックオフ。

立ち上がりは予想通り一進一退の攻防が続く。風が強いためどちらもキック処理が安定せず、主導権は行ったり来たりしていた。お互いミスも目立ち、決定的な決め手を欠いたまま時間が過ぎていった。

試合が動いたのは15分を過ぎてからであった。

15分。敵陣で奪ったペナルティーからラインアウトを選択。SO世古が相手のギャップを見つけ飛び込みゲイン。ラックになったところから左に展開。CTB高橋が一人かわしてラストパス。これをCTB神村がインゴールまで運び、待望の先制トライを挙げる。7−0。

18分。先ほどのトライで一気に流れは法政側に傾く。FB深谷がすばらしいスピードで三鷹ディフェンスを切り裂く。そしてトライまで持っていった。14−0。

24分。世古のロングキックで陣地を回復。ここで敵ボールラインアウトをターンオーバーする。そこからFWのゴリゴリ攻撃。最後はSH中田が薄くなったサイドを突破しトライ。

ここでハーフタイム。いい形で前半を締めくくることができた。


しかし後半は一転して三鷹ペース。立ち上がりからガンガン前に出てくる三鷹FWを法政のDFは止めることができない。あっという間にゴール前へ。

4分。自陣ゴール前で三鷹のゴリゴリ攻撃を前に必死に耐えていた法政DFだったが、三鷹の圧力の前に少しずつ陣地を下げられる。そしてついにゴールラインを割られてしまった。19−7。

10分。相手のロングキックをカウンター攻撃。世古がうまく三鷹DFをかわして独走し、一気にトライを奪う。26−7。

15分。またも三鷹の反撃。再びFWのゴリゴリ攻撃に押し込まれ、先ほどと同じようにゴール前に釘付けにされる。そして耐え切れずにトライを謙譲してしまう。26−12。

その後は再び一進一退が続く。どちらもゴール前までたびたび迫ったが、お互いミスが多く得点にはいたらなかった。


そしてノーサイド。



勝つには勝ったが、とても誉められるような内容ではなかった。ミスも多く、ここぞというときに抜かれるシーンも目立った。三鷹のミスに救われたところも少なくなかった。このままでは関東大会の出場は難しいだろう。

だが、我々は勝利することができた。勝ったということは次に試合があるということだ。今日の試合で出た反省をしっかりと見直し、来週の玉川学園との試合にぶつけることができるのだ。試合をやらせてもらえるのはありがたいことだ。小石川、三鷹の分もしっかり戦おう。

がんばれ法政!!



法政

1
野越 雅史
3
2
森田 高州
3
3
佐藤 匠
2
4
鶴田 泰祐
3
5
前原 宗明
3
6
本橋 勇
3
7
平野 睦
1
8
鈴木 勇太朗
3
H
9
中田 拓夢
2
10
世古 陽泉
2
T
B
11
北 知典
2
12
高橋 湧
2
13
神村 賢
3
14
吉野 裕貴
2
FB
15
深谷 恭平
3



16
石井 伸明
3
17
宮本 廣樹
1
18
藤代 達也
2
19
太田 啓翔
2
20
星谷 孝太朗
1
21
杉山 了伍
1
22
高野 誠也
3
23
伊藤 了亮
3
24
25
法政
三鷹
3
2
PG
DG
19
前半
0
1
2
1
1
PG
DG
7
後半
12
26
合計
12

交代
入替
後半8分
7 ⇒ 18
入替
後半23分
14 ⇒ 22