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春季大会が始まった。ここのところディフェンスが崩壊し調子を落としている法政であったが、この大会に照準を絞って怪我人も復活してきた。
またこの大会は、我がチームの目標の一つである関東大会へとつながっている大会である。今年は東京都開催であり、東京からは例年より一枠多い7校が参加できる。例年にないチャンスではあるが、それもベスト8に残らなければ望みは無い。負けたら終わりのトーナメント。

晴天の空の下、キックオフの音が鳴り響いた。

開始早々、法政は緊張からか浮き足立ち、つまらないペナルティーを連発する。そしてどんどん陣地を下げられてしまう。
9分。ペナルティーを重ね自陣から抜け出せずにいるところで、敵ボールスクラム。これを8→15と繋がれついにトライを奪われてしまった。0−5。
だがこのトライでようやく法政にもエンジンがかかってきた。
12分。ディフェンスが機能し始め、相手モールに絡みマイボールスクラムをゲット。ここで相手が法政のプレッシャーに耐え切れずペナルティーを犯し、FL河辺がハリーゴー。見事突破しインゴールに飛び込む。7−5。
18分。依然法政ペース。FB三上のナイスキックを相手が処理ミス。たまらず相手がペナルティーを犯したところを再び猛ラッシュ。そしてトライ。14−5。
23分。今度はじっくりとFWで攻める。モールを形成しFWがゴリゴリ押す。最後は再び河辺が飛び込みトライ。理想的なトライであった。21−5。

前半終了。

後半に入るとどちらのチームを気持ちをリセットし、一進一退の展開が続く。日比谷も気持ちを入れ替え前へ前へ出てきた。
9分。この展開を打ち破ったのは日比谷であった。法政のディフェンスラインが一瞬気持ちを切らせたところでギャップが生まれる。このギャップを見逃さず日比谷BKが抜いていき、トライを奪われた。21−12。
その後は日比谷ペースで押せ押せになり、法政は何度も危ない場面を迎える。
21分。しかしここで試合を決めたのはFWの2年生コンビであった。スクラムからNo.8西勝が逆エイタン攻撃をしかけそこに河辺がナイススピードで突っ込む。そしてゲインを切った後、この試合から復帰を果たしたLO渡辺がフォローしトライ。28−12。

そして試合終了。


苦しい試合であったが、要所要所で点を取り、肝心なところで突破を許さなかった。気持ちもよく出ていたし、いい試合であったと思う。次は大東一高であり、毎年必ずベスト4には入っている強豪校である。だがここに負ければ関東大会の夢は叶わない。善戦ではなく勝利を期待している。

また、本日の試合は法政高校と名前を変えてから初の公式戦であった。その最初の試合を勝利で飾れたことを喜ぶと共に、新生法政高校としてこの勝利が栄光への最初の一歩であったと振り返れるようにして欲しい。



法政

1
小林 修平
3
2
玉川 嘉文
3
3
小池 悠介
3
4
渡辺 裕志
2
5
満尾 怜右
2
6
河辺 賢人 
2
7
鈴木 遼平
3
8
西勝 重明 
3
H
9
井元 翔太
3
10
今井 涼
2
T
B
11
川村 健人
2
12
谷口 智規
3
13
吉澤 翼
2
14
小池 宏明
3
FB
15
三上 康平
2



16
村山 航太
2
17
中川 峻輔
2
18
鈴木 勇太朗
1
19
20
21
22
23
24
25
法政
日比谷
3
1
3
PG
DG
21
前半
5
1
1
1
1
PG
DG
7
後半
7
28
合計
12

交代