10月9日(月)に行われました、決勝トーナメント1回戦の結果をお伝えいたします。
法三日北 24 ○ 10 獨協中
朝晩は冷え込むものの、昼間は暑さがぶり返した体育の日。いよいよ決勝トーナメントの開始です。
8:30という中学生ならではの早い時間のキックオフにもかかわらず、たくさんの応援をいただきました。OBの斉藤弘先輩からは差し入れも頂戴しました。ありがとうございます。
ここからはノックアウトラウンド。負ければ引退です。
試合開始直後、一気にゴールエリア前まで攻め込む連合チームですが、トライを慌ててミスを連発します。ようやく先制したのは前半も半分を過ぎた頃。その後、相手にもトライを許し、7-5とキック差のみのわずか2点リードで前半を折り返します。
後半はやはり攻撃の場面でゲインを慌て、ミス、そして反則を繰り返してしまいます。一気に自陣ゴール前に釘付けの場面が続きます。驚いたことにここでゲームプランにないことを選手たちは始めてしまい、なかなかこの局面をしのぐことができません。
そのような中でも、一つ、また一つとトライを奪い19-10となんとかリードを保ちます。そして後半20分、キャプテン田中がディフェンスラインをぶち破り、右隅にトライ。キックははずれたものの、そのままノーサイド。なんとか勝ちを収めることができました。
苦しかった…。結局は個人技に助けられたゲームと言わざるを得ません。チームで積み重ねてきたものを、選手自らの手で崩してしまったのがこの苦しさの要因です。来週の相手は、この調子では絶対に勝てません。とにかく一人一人が体を張って責任を果たすこと、そして自分たちの積み重ねてきたことを信じて愚直に規律を守り続けること。楽勝の相手など一つもありません。血反吐を吐き、指一本も動かせなくなるほどの苦しみを乗り越えねば勝利はないのです。選手諸君、次は君たちのラグビー選手としての誇りが問われるゲームになるぞ！
次戦は以下の通りです。
10月15日(日)
vs成城学園中
成城学園グラウンドにて
11:00キックオフ
春の結果を上回るチャンスは巡ってきました。あとはそれを自分たちでつかめるか、それだけです。応援よろしくお願いいたします。
法政大学中学校ラグビー部
顧問 武井博志
顧問 植竹祐樹